小説

ことり「んふふ〜」
主人公「な、何だよ。変に笑っちゃって」
ことり「ね」
主人公「ん?」
ことり「これからHなこと、しよっか」
主人公「・・・」
主人公「・・・なにっ!?」
ことり「テレパシーはなくなったもの言葉と行動で気持ちを伝えないといけないから」
主人公「あ、ああ・・・」
ことり「それが私にとっては精一杯のしるしだから。好きだよっていう・・・ね」
主人公「は、はは・・・」
ことり「ねえ、ねえ、朝倉くんは?朝倉君は、どうやって伝えてくれるのかな?」
主人公「ふむ・・・」
ことり「後でね、身内だけで集まりがあるの・・・朝倉君も、来てくれるよね?」
主人公「俺も?」
ことり「その場で何を言ってくれるか・・・私、期待しちゃうなあ・・・」
 言葉通り、期待に満ちた視線を向けてくる。
主人公「何を言うか・・・ね」
主人公「・・・アメリカンジョーク?」
ことり「ぶぶ〜」
主人公「・・・オヤジなダジャレ?」
ことり「それも違うね」
主人公「はあ・・・」
主人公「愛の告白と、2人の将来について」
主人公「・・・どう?」
 答えを求め、ことりへと目を向ける。
 とても嬉しそうな笑顔が、そこにあった。
ことり「良く出来ました」